天光冥輝の人生カウントダウン

ただの日記です。自分用メモとも言う。

夢日記⑳ 天竜と村中

「うーむ…ここの醤油ラーメンは食い過ぎると飽きるな…」

「味が単調だからね~、やっぱ日替わりランチやに」

 

学食でランチを嗜みながら感想を言い合う。

一緒に食べているのは中学の頃の友達だ。

 

「冥輝は今からグラウンド行くんだっけ?」

「うん、野球見に行くんだー」

 

そう、今日学校に来ている理由は野球の試合を見に来たのだ。

結構な強豪とやるらしく興味がある。

 

彼らと別れ観客席へと向かうと、既に席を取ってくれている友達がいた。

 

「遅いぞ~」

「わりわり、談笑してたらついな」

「それより見てみろよあのピッチャー、凄い球投げるぜ」

 

言われて見てみると確かに凄い球を投げていた。

 

「あれが噂の天竜か…」

 

天竜、あのピッチャーが投げている球の名称だ。

一見暴投に見えるかのように上の方に投げるのだが、そこからキャッチャーのミットめがけて急降下しストライクゾーンを通過するという魔球なのだ。

確かにそれを投げるあのピッチャーも凄い

しかし俺が凄いと思ったのはキャッチャーの方だ。

 

あの天竜を受けるのは村中由太郎。

かつて甲子園で活躍した怪物、村中の倅で親父譲りのパワーを持っている。

 

「あの球はキャッチャーが捕る時凄い衝撃があるだろう。それを受けれるのはあの手首だ。鉛を巻き付けたバットで筋肉を鍛えたのだろうが…あの球を受けるほどになるとは流石は村中だな」

「見た目は細く感じるのにな。恐らく筋肉に加えて繊細な筋肉操作までしてるんだろう。全く凄いやつだぜw」

 

ふと観客席の反対側を見てみるとおおらかな男がひときわ目だって見えた。

 

「おいあれ…村中選手じゃないか?」

 

村中選手、先ほど話に出てきた親父の方だ。

見た目3m近くあるんじゃないかと思えるくらい大きく感じる。

そのせいか威圧感を感じさせ、回りの観客が少し引きぎみになっている。

まあわからなくもないが…へたしたら警備員を呼びそうなくらい引いてるなw

さて、攻守が変わり次は村中の打順だ。

聞けば息子が三振した時には親父がキレて暴れだすとまで聞いたことがあるが…

そんなことを思いながら村中の打席を見るのだった

 

 

ほんとは村中の親父がだんだん巨大化して暴れるとか言う展開になったのですが、話の繋げ方が曖昧だったので書くのをやめましたw

今回の夢に出てきた天竜と村中親子はMr.fullswingという漫画に出てきますね。

僕の好きな野球漫画のひとつです。

ではこのへんで