天光冥輝の人生カウントダウン

ただの日記です。自分用メモとも言う。

夢日記⑰ よう実の特別試験

特別試験の説明が終わり、島を探索することになった。

既にスポットを探索しに行っている池達を除いたDクラスは、平田を先頭に1列になって島へ入っていく。

島は結構傾斜が多いようだ。

そこでふと横を見てみると、緑が生い茂った森の中でも灰色な部分が一際目立つ場所があった。

 

「ちょっとあっち見てくるわ」

 

前を歩いていた幸村にそういい残し一人別行動をとる。

 

灰色な森は燃えて焦げたようだったが、煙たい臭いなどはしなかったので最近のものではないと判断した。

その灰色な森の奥の方にCクラスの龍園の姿が見えた。

何やら話をしているようだったので注意深く近寄って盗み聞きをした。

 

「…行け」

 

どうやらBクラスとDクラスにスパイを送り込むようだ。

ここで聞けたのはラッキーだ。

見つかってしまったら勿体無い、ここは隠れて龍園が離れるのを待ってやりすごそう…。

 

話を聞いてから大分時間がたち、Dクラスに合流しようと探していた。

川のある広いとこに出た先にDクラスはいた。

 

「へー広い川じゃん、ここスポットか?」

「おう!俺たちで見つけたんだぜ、それよりもどこ行ってたんだ?」

「まぁちょっと探索にな、大したものはなかったけど」

 

答えたのは須藤、彼も池と一緒にスポットを探していた。

そして俺は盗み聞きした内容を須藤たちには話さなかった。

Dクラスの誰にも話しはしない。

それは何故か?答えは簡単だ。

俺はこの特別試験の結果を知っている。

Aクラスの葛木とCクラスの龍園が何かを企てることを知っている。

盗み聞きなんてしなくてもスパイかいることを知っている。

そして…それを見抜き綾小路の策でDクラスがダントツで勝つことも知っている。

勝つとわかっているのに手を加えるのはナンセンスだ。

俺は流れに身を任せ、Dクラスが勝つのを眺める傍観者でいる。

それだけで十分楽しめるのだから。

 

 

よくあるアニメの世界に入る夢ですね。

こういう夢はすごいワクワクしますw

夢ならではのことですからねw

ではこのへんで