天光冥輝の人生カウントダウン

ただの日記です。自分用メモとも言う。

夢日記26 中途半端だった現状

「おー!すげーなお前!あの球をヒットできるやつなんてそーそーいねーぞー!」

 

中性的な顔立ちの人が元気に突撃してくる。

この人も部員なのだろうか…?

 

「どうだか、あんだけあの球を見ていたら嫌でも慣れるだろう。これが試合だったら日が暮れてるぞ。」

 

いかにも冷静って感じに見える人が眼鏡をクイッとしながら突っ込む。

 

「え?そーなのか?途中からしかみてなかったからわかんなかったやー。」

「今日は大事な部員勧誘の日だろ、それでなくても時間通りに来ないのは…」

「あーわかったわかった、ちょっと教室でうとうとしてただけだってー。」

「確かに遅刻は感心しないな。」

「うっ、すみませんキャプテン…」

 

元気な人がシュンとする、流石はキャプテンといったところだろうか。

 

「そういえば…他の部員は?」

「今はこの四人だけだ。」

「四人!?試合すらできないじゃないですか!?」

「精鋭ばっか集めるって言ってただろ?この部は去年出来たばっかでまだ愛好会って形なんだよ。」

「今日は部員勧誘ってことでグラウンドを貸してもらってるけど、普段はここで練習できないんだ。」

「せめて顧問くらいはどーにかしないとなー。」

 

マジか…そんな環境だったとは…。

いや別にそれでも後悔はしてないけど…。

 

「新入部員は…?」

「今んとこお前だけだな。」

「そもそも入部しに来るやつが少ないしな、さっき数人初めて来たけどあっけなく凡退してくし。」

 

あーだこーだ今の現状を聞いていると…

 

「あのー…入部希望なんてすけど…。」

「ん?」

 

入部希望者だ、しかしこの子が入部試験に合格しなければ…

 

「ポジションは?」

「ピッチャーです。」

「ピッチャー?ふむ…」

 

しばし考えるキャプテンそして…

 

「よし、新入部員。お前が相手してやれ。こいつを打ち取ることが出来れば入部を認める。」

「はいっ!?」

「あはは、そりゃ面白い!やってやれ新入り!」

「手だけは抜くんじゃないぞ。」

「はぁ…わかりました。」

 

だんだんとこの部のノリがわかってきた気がする…。

 

「準備は良いか?」

「はい!」

 

結構小柄なピッチャーだが…少なくとも1打席て球は見切れない、出たとこ勝負だ!

初球はカーブだ、中々キレがある。

初級から変化球で来るということは相当自信があるのか?

2球目はストレート、振りにいくがファールになる。

3球目、外に外すカーブでカウント1-2

勝負に来るならここか…?

4球目、球速は早い!ストレートか!?

振りにいく、しかし、

ストン、と落ちた。

フォークボールだ、三振。

 

「よし!合格!」

「ありがとうございます!」

「なんだよやられたなー」

「1打席であれ打つ方が難しいですよ…」

 

けど…これで新しい部員が入りこれで6人。

少しだけど、この野球部は大きくなっていく。そう実感していた。

 

 

中途半端ですがここで終わりです。

こういう夢って結構続きをまた見たりするんですよねーw

ストーリー性があるって言うんでしょうか?

ともかくまた見てみたいてす。

ではこのへんで